小説版仮面ライダーエグゼイド感想

エグゼイドの小説を読み終えての感想

 

・文章

仮面ライダーの小説って中には読みにくいものが混じってますが、この作品に関しては普通に小説してました。ヒイロやポッピー視点の話などあったり出だしから凝ってたり

 

・永夢の過去描写

ただでさえ息苦しい過去描写をノベルゲームとして扱うことで緊張感が高まっていましたね。心が弱りきってる少年相手にどの選択肢を選ぶのか。間違うと即ゲームオーバーな上に永夢本人が邪魔をしてくるという恐怖。

また、過去描写はTV本編で出た描写から予想外の展開につながいるという点も上手かったですねぇ。

 

・戦闘シーン

ハイパームテキが敵として立ちはだかるという時点でもう怖いんですが、永夢本人がどこまで自我があってやってることなのかが分からないのがさらに怖いんですよね。

最後の締めも「未来を決めるのは神ではなく自分自身」というベタな締め方で最高でした。ここぞという場面でしっかりとベタな展開を入れてくるエグゼイドの良さですねぇ。

 

今回ので永夢というキャラへの見方が変わった一方で本編の様々な描写が納得できる内容でしたので、また最初からエグゼイドを視聴し直したいです。