聖剣3リメイクを買いました

聖剣3は子供の頃ハマったゲームだったので当然買いました。ファン納得の出来と言ってもいいのではないかと思います。

●まず聖剣3とはどういうゲームか
・オーソドックスなファンタジー世界観のARPG
・キャラ選択とかデザインとか演出とか、プレイヤーへのアプローチの仕方が評価されたゲーム
・懐古厨だけどSFC~PS初期頃のスクウェアのセンスは最高だと思う
・主人公が複数(6人)いて、それぞれ出身や旅立つ経緯が丁寧に描写される(いわゆる格ゲーでのやり方である)
・その中から主人公1人と仲間2人を選び、クラスチェンジ先を選ぶ
・プレイヤーの選択に対して、物理が足りないとかバフデバフが足りないとか回復が足りないみたいな結果が返ってくる
・1キャラにつき、最終4つの見た目と固有技が異なるクラスから1つを選ばなきゃいけない
・そういうキャラゲーとしてのキャラを愛でる面白さをよく理解してるゲームなのだと思う
・愛でる動機を植え付けるためにも、キャラデザは大事という話

●ポジ
・デザインが良い
・今のデザイナーが昔のキャラの良さを分かってを描いてる
・キャラだけでなく町もいい
・平面のゲームを単にそのまま立体にするんじゃなくて、増やした情報量の部分

・音楽が良い
・昔の特徴を残したままアレンジ
・最後までBGMには違和感なかった
・風の神獣戦BGMとか使い方分かってやがるなコイツと

ARPG部分は原作よりは改善されてる
・アクション要素、育成要素、まあ期待通りという感じ
・聖剣3の魅力はここではないので
(とはいえ、最低限ちゃんとARPGしてるのはGood)

・追加セリフが良い
・新規ダンジョン入ったりすると掛け合いセリフが流れるけどあれは新規だよね?
・こういうのはスクエニ定番ではあるが良い

・調整部分
・アンジェラがちゃんと使えるようになってる(クソ強)
・クラスチェンジのタイミングが改善されてる(クラス3に活躍の機会がある)
・クラス3専用アイテムが確定入手の手段がある

 

●ネガ
・CPUのAI
・CPUのAIがあまり賢くない
・高難易度にするとCPU介護ゲーになってしまう

・技・魔法演出(影潜りSE音とか)
・敵の攻撃中や魔法攻撃中も操作できるようになったのは素晴らしいのだけれども、その分演出が犠牲になってしまった
・もともと平面だからできるウソの演出部分であるのでしょうがない部分ではある
・今作でも操作キャラ必殺だとカットシーンが入るので、デュランの魔法陣斬とかは良かった

・メッセージ送り
・すべてのカットシーンで、メッセージを決定ボタンで送れる(コレ自体は良い)
・メッセージを送ると次のセリフまでの演出全てがカットされるのでカットされすぎ問題が発生する